行政院の「グリーンエネルギー技術産業振興プロジェクト」は、2016年10月27日に院内会議によって承認され、科技部、経済部、国家発展委員会、台南市政府や関連法人等が協力し合って計画を推進するものです。「地域から国際化」への方針のもと、国内外の大手企業、法人団体等を誘致し、連携を行いながら世界的なグリーンエネルギー発展の指標となるモデル地区を目指しています。
沙崙スマートグリーンエネルギーサイエンスシティは、エネルギーの創造、エネルギーの節約、エネルギーの貯蔵、システムの統合など、4つの軸で関連産業の発展をサポートしています。国は再生可能エネルギーの充実」及び「非核国家の目標」を安定的かつ着実に進めるために、自然との調和と共生という概念のもと、スマートエコシティを構築し、グリーンエネルギー技術の成果を活かし、低炭素・省エネコミュニティを創ります。さらにはスマートテクノロジーを備えた施設やサービスシステムを導入し、国際レベルのスマートシティを作り上げます。
中心区内に「技術共同研究センター」を設置し、国内の学術・研究機関、地方自治体、国営企業、民間企業と連携させ、グリーンエネルギーの技術開発を促進します。一方、グリーンエネルギーに関する技術の実証、デモを行う場として「技術展示エリア」を設けます。両者が互いに補完し合い、健康で完全なグリーンエネルギー技術産業システムを構築することにより、グリーンエネルギーを国の重要な新興産業に成長させ、台湾の経済発展を推進していきます。
沙崙スマートグリーンエネルギーサイエンスシティの自動運転実験室は、2019年2月に開幕し、大型ショッピングモール・共同研究センターの第1期プロジェクトとグリーンエネルギー技術実証場は109年に完成しました。。三井アウトレットパークなどとともに、111年第1四半期にオープンする予定 。科学都市の全体的な機能を強化し、インフラを充実するために、台南市政府は、沙崙中学校をK-12バイリンガルスクールへ昇格させ、MRTブルーライン沙崙までの延長、下水およびガスパイプラインシステム、スマートエネルギー管理システムなど、周辺の支援施設を積極的に構築しました。一連の建設を通じて、ますます多くの国内外の企業が科学都市に引き付けられ、国のグリーンエネルギー産業の発展を促進することが期待されています。
沙崙グリーンエネルギーサイエンスシティ共同研究センターのシャンリャン式